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買ったぜ。iPad Pro 2018 11 inch - 2020年9月版

草稿のまま一年記事を寝かす形になってしまったのですが、iPad OS 15の登場でここに挙げたバッテリーの問題点が解決したことを記念して、
本文は修正をせず、新規に記事を重ねる形で推敲とし、とりあえず当時の記事を投稿することにしました。
以下当時の本文。

1.Antutu70万オーバーのハイスペックタブレット
2020年下半期になってもiPad Proはモバイルデバイスでナンバーワン性能を維持している。
動作が最適化されたiOSバイスの性能評価が世界一位だと、実際の快適さも世界一位になるのは自明だった。
もしこのスコアを5万10万上回るカスタムAndroidOSのタブレットが発売されても、iPad Proにくらべて価格がそうとう安くなければ比べる対象にならない。
3000円くらいで売っているUSB Type-C接続のアダプタを使えばUSBメモリもSDカードも使えるようになった(外部メモリの使い勝手は悪いが・・)iPad Proは2021年も変わらずタブレットの最高峰にあることだろう。


2.実際動作は軽快だ
出来ることをする分には、何をするにもストレスがない。
低負荷のブラウジングから高負荷のゲームアプリまで、iPad Proが動作保証するすべてが快適に動作する。
快適に動作するということはそれだけマシンパワーを大きく使っているということだ。


3.iPadOS自体にいくつか問題がある
画面のロックについて
顔認証に失敗したときにPINコードを入力するため、画面下から上にスワイプして入力画面を出すのだが、スワイプ動作がめちゃくちゃ失敗する。
ホーム画面でスワイプするより判定がシビアなようで、すくなくとも筆者はストレスを感じるくらい失敗している。

バッテリーを浪費する
iOSには省電力モードがある。通信を抑え、CPUの性能を制限してバッテリーを節約する機能だ。
iPadOSにはそれがない。iOS時代の昔からない。
消費が最適化されていればオミットして問題ないのだが、iPadOSはバッテリーの管理がへたくそだ。

機内モードにしないで放置していると、一日置いておくだけで数パーセント減っている。
ゲームアプリをタスクキルしないでスリープさせていた時が最悪だ。一日で10%以上減っていた。

アプリの画面を開きっぱなしにしてスリープし、数時間後に起動したらアプリが勝手に再起動する経験が誰でもあると思うが、iPadでは日をまたいでもそれが殆ど起こらない。
保存し忘れたデータが消えることを防いでくれるので便利だが、それはつまりスリープ中にもメモリをクリアせず、アプリの状態をチェックし続けていることを意味する。
この生命線でもあるバッテリーの消費、いや浪費が激しい点はiPad Proの大きな欠点だと感じた。

対策として、すべてのアプリをタスクキルし機内モードにすることでバッテリーの消費は1日3%程度まで抑えられる。
ちなみにこれは数値にして240mA程度であり、iOS7のiPad miniWi-Fiをオンにしていても一日20mA(0.6%)程度しか自然放電されない。Antutuスコアは12倍では済まないほど性能に差があるのは分かっているが、なんとか150mAくらいまで抑えて欲しいと思うのは贅沢だろうか。